ジェネリック医薬品とは?
ジェネリック医薬品とは後発医薬品とも呼ばれ、先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に発売される医薬品のことです。新薬と同じ有効成分、同じ効能・効果をもつ医薬品ですが、開発費が抑えられるため、低価格で提供することができます。

ジェネリック医薬品を選択するとこんなにお得

- ※上記は薬代のみの参考値です。実際に窓口で支払う金額は薬代に調剤技術料や薬学管理料などが加算されます。
ジェネリック医薬品を希望するときは?
健保組合で用意している「お願いカード」や「意思表示シール」を利用していただくと、ジェネリック医薬品を処方してほしいという意思を医療機関や調剤薬局へ簡単に伝えられます。
カードとシールは健保組合に在庫がありますので必要な方はお問い合わせください。

処方せんの「変更不可」欄をチェック
現在の処方せんは、薬ごとにジェネリック医薬品への変更の可否を明示するようになっています。
また、薬の商品名ではなく一般名処方※であれば、薬局でジェネリック医薬品を選ぶことができます。
- ※一般名処方とは、医師が処方せんに薬の商品名ではなく、有効成分名を記すことをいいます。
一般名処方の場合、医薬品名の前に【般】の表示がされることがあります。
ただし、薬の種類、治療方針によってはジェネリック医薬品に変更できない場合もありますので、かかりつけの医師にご確認ください。

また、いきなりジェネリック医薬品に切り替えるのは心配という方には、処方された日数を分解することも可能です。たとえば、1ヵ月分のうち、まず1週間だけ調剤してもらい、その後問題がなければ残りの3週間分を調剤してもらうことができます(分割調剤)。
ジェネリック医薬品のある先発医薬品を希望すると自己負担が増える場合があります
2024年10月より、ジェネリック医薬品がある先発医薬品(長期収載品)の処方を希望する場合、薬価の差額の1/4相当が自己負担に加算される場合があります。
この機会にジェネリック医薬品の積極的な利用をお願いいたします。
- ※次のいずれかに該当する先発医薬品であること
①ジェネリック医薬品が初めて薬価基準に収載されてから5年を経過した先発医薬品(ジェネリック医薬品への置換え率が1%未満のものは除く。)
②ジェネリック医薬品が初めて薬価基準に収載されてから5年を経過しない先発医薬品のうち、ジェネリック医薬品への置換え率が50%以上のもの
- ※医師または歯科医師が、先発医薬品の処方等または調剤をする医療上の必要があると判断する場合を除きます。
ジェネリック医薬品を調べるには?
いろいろなHPから無料で検索できます。新薬を選択すれば、それに変わるジェネリック医薬品を探すことが可能です。
- 参考リンク